営業からSE/プログラマに転職するために必要な4つのこと
どうもpei(@pei_babo)です。
今日は私が営業畑から一転してシステムエンジニアとしてキャリアを転身した時に実施したこと、大事だと思ったことを書いていきたいと思います。
今は営業職に就いているけど、「プログラマやSE(システムエンジニア)に転職してチャレンジしてみたい!」という熱い気持ちを持った方に向けて、少しでも参考になれば…という気持ちで書きたいです。
ちなみに私は営業時代、エクセルマスターでもパソコンオタクでも何でもなく、パソコン全般に関して恥ずかしいほど知識がありませんでした…笑
もちろん文系でしたし。
パソコンで分からないことはいつも詳しい先輩に聞いていたという、どちらかと言うとでもなく完全にパソコン音痴と言って良い程。
周りから
「お前がSE!?」
とビックリされたことを今でも覚えています。
でもそんなパソコンダメ男が、社内のサービス側のマネージャーやシステムエンジニアの方々の頭の回転の速さ、見たこともないパソコン画面での操作、知識量の豊富さ、ロジカルな考え方、何かを作り上げるカッコ良さ、全てに惹かれていき「俺もこんなふうになりたい!」と一大決心をしたというわけです。
なによりお金も良さそうですしね。へへ。
それでは以下に私Peiが実際に営業からエンジニアになった方法を書いていきます。
目次
営業からSEになる手順① 転職サポートのある専門学校に通う
まずは専門学校に通いましょう。私は土曜日を使って通っていました。
最近はオンラインスクールなどもありますが、僕はちゃんと教室に通ったほうが良いのでは、と思います。
JAVAとDBマスターコースの7ヶ月間で70万円ほどかかりましたね。
これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思いますが、その当時もちろん僕は70万円を一括で払うというお財布事情ではありませんでしたので、3年ローンを組んで通ったわけです。
ローン自体は1ヶ月2万円ちょっとでしたね(汗)
社会人2年目のまだまだ遊びたい盛りの時に土曜日が潰れるのと、毎月2万円は辛かったですが、あの時の頑張りがあったから今があると思うと、本当にやって良かったなと思います。
実際70万なんてエンジニアになったら数年でペイ出来ました。それほど営業からエンジニアで給料が違ったんです。
とはいえ、平日の仕事の疲れが残ってるときの授業は眠気が半端無かったですね。
いつも「眠々打破」を片手に授業を受けていました。
専門学校に通うメリットとしては「外部の力を借りて無理矢理にでも勉強出来る環境を作れる」ということでしょうか。
エンジニアに転職するために勉強する、といっても日々の仕事をやりつつ一人で勉強を続けるには、余程の精神力をお持ちの方でないとなかなか続けていけないと思うのです。
一人ではどこかで甘えが出てきてしまうもの。
そこをある程度の大金を払うことによって、否が応でも勉強する環境を作ることが大きいと思います。
専門学校はリナックスアカデミーがおすすめ
ちなみに僕はリナックスアカデミーという専門学校でJavaとPostgre SQLを習得し、後にも書いていますが、最終的にJavaの認定資格であるOCJ-P(旧SJC-P)を取得して転職に成功しました。
リナックスアカデミーの良かった点は、通常の授業でリナックス(Linux)OSを使用して行う点にあると思います。営業の方はリナックスと聞いても、ハテナ?と思う方も多いかと思いますが、いわゆるWindowsとかMac OSとかのパソコン自体を動かすオペレーティングシステムのひとつです。
リナックスはサーバに使用されているOSなので、今後エンジニアになる方は業務に入ってから触る機会が多くなってくるOSです。いわゆるあの「黒い画面」みたいなやつですね。
リナックスアカデミーでは実業務に使える技術をしっかり教えてくれるので、OSは全てLinux。この点、実際に転職してから本当に役に立ちました。Linuxをある程度触れるのと、そうでないのとでは転職後に大きく違ってきます。
あと少人数のクラス制(僕が受けた時は5〜6人くらいでした)なので、なんかみんなで頑張っているという感じと、あとは競争心を掻き立てられるところも良かったなと思いました。テストとか負けたくないですもんね。
実際にエンジニアになってから色んな所でリナックスアカデミーの卒業生がいることが分かりました!今までで少なくとも4人の卒業生と一緒に仕事したことがあります笑
営業からSEになる手順② 何かしらの資格を取る
「資格なんて取っても意味無いでしょ…」
という方も多いと思います。
その通りだと思います。
実際、資格取得状況をあまり参考にしない企業も多いと思います。
しかし、、、未経験となると話は違います!
経験者での転職において資格はあまり評価されないかも知れませんが、未経験者が資格を取る意義は大いにあると私は思います。
会社にとって未経験者を雇うとなると相当な冒険になると思います。
一から研修をしないといけない部分もあるでしょうし、本当にこの人材がSEとして伸びていくのか、という不安もあります。
そういう中で何を見られるか。
ちょっと稚拙な言い方ですが、そこはやっぱり「やる気」だと思います。
未経験ですが、この資格を取りました!となれば採用担当者もこの人はちゃんと勉強をするやる気のある人だな、と思うでしょう。
SEは常に勉強をしていかないといけません。
SEとしてやっていくには「勉強が出来る・する」というのは第一段階というわけです。
ちなみに私は上述しましたが、JAVAの資格であるSJC-Pを取りました。今ではOCJ-Pという名前のようですね。
営業からSEになる手順③ 専門学校の就転職サポートから企業を紹介してもらう
専門学校のコース終了後、自分で転職先を探すより、絶対その専門学校の転職サポートを受けたほうが良いです!
もちろん自分でネットを通じて探しても良いですが、転職サポートを受けたほうが確実に早く、そして転職の成功率も高いと思います。
もし紹介された会社が自分の行きたいようなところが無かったとしても、なるべく近い会社を選択して転職して、そこで力をつけた後に自分が行きたかった会社に再チャレンジすれば良いんです。
とはいえ最初から自分が行きたい会社に自分で申し込んでももちろん良いです。
ですが、確実にエンジニアになるためには専門学校の転職サポートを受けることをおすすめします!
僕もリナックスアカデミーの転職サポートで紹介してもらった会社で僕のエンジニア人生はスタートしました(/・ω・)/
その会社は本当に良い会社で、エンジニアの人たちもみんな優しく、いろいろ教わって今の僕があります。感謝!
営業からSEになる手順④ 営業で培ったコミュニケーション力をアピール
面接では営業で培ったコミュニケーション力、マネージメント力、部下の育成力などのアピールもしていきましょう。
エンジニアは営業に比べると比較的コミュニケーション力や調整能力が豊富という人はあまり多くはないと思います。
技術力は高くても部下の指導が出来ない、管理能力がない、という問題もあったりしますよね。
エンジニアにその部分を求めている企業は結構多かったりします。もちろんそれなりの技術も必要ですが。
技術は日々の勉強で身につくものが多いですが、コミュニケーション力や管理能力はなかなか勉強して身につくものではありません。
ここは元営業の強みをフルに出していきましょう。
まとめ
- ① 転職サポートのある専門学校に通う
- ② 何かしらの資格を取得する
- ③ 転職サポートで会社を紹介してもらう&面接
- ④ 面接では営業の強み部分もしっかりアピール
一番大事な点は、しっかりした転職サポートのある専門学校に通うことです。
独学で勉強して転職するという根性のある方は素晴らしいですが、プログラミングの勉強は結構しんどいですし、独学だと途中で挫折する方がほとんどだと思います。
ましてや営業は忙しいですからね。少ない時間でガッと、強制的に勉強するには専門学校が一番手っ取り早いと僕は思います。

つらつら偉そうに書きましたが、これは私が実際に営業から未経験で転職した時にやったことを書いております。
現在のシステムエンジニアやプログラマの未経験採用状況と変わっている部分もあると思いますが、根底の部分は変わらないかな、と僕は思います。
みなさんが営業からエンジニアに転職できることを心から願っています!!