[AWS] EC2のタイムゾーンがyum updateで変わる?
だいぶご無沙汰しました。
プライベートや仕事で少し忙しくしておりました。
反省!
今日はみんな大好きAWSのEC2(AMAZON Linux)でのタイムゾーンをUTCからJSTに変更する時の注意点を紹介していきたいと思います。
ただ単純に変更しただけだと、いつの間にか元のUTCに戻っちゃう?
プログラミングやWordPressを習得するのに一番近道な方法とは?
目次
EC2のタイムゾーン変更で設定すべき2つのこと
EC2のAMAZON LinuxのデフォルトはタイムゾーンがUTCになっていることはご存じの方が多いかと思います。
日本でサービスをする場合は忘れずに初期設定でJSTに変更しなくてはいけませんね。
出来ればインスタンスを作る時に画面上でタイムゾーンの選択など出来れば助かるのですが…まあ欲を言ってもしょうがないですね^^
Amazonさん、暇な時に頼んます!
さて、そのタイムゾーンなのですが、ちゃんと変更設定をしていないと問題が生じます。
それはどんな問題かと言いますと…
ということです。
タイムゾーンが急に変更されると、cronの時間が変更になって「その時間に動いちゃダメ!」みたいなことも起こってしまう危険性もあり大変ですね。
そうならないようにしっかり設定しておきます。
EC2のタイムゾーンをUTCからJSTに変更する手順①
まずは/etc/localtimeへ上書きコピーする!
[code]
# 最初はUTCになっていることを確認
$ date
Fri May 8 00:05:12 UTC 2014
# 日本のzoneinfoをコピー
$ sudo cp /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime
# JSTに変わった!
$ date
Fri May 8 09:05:46 JST 2014
[/code]
これだけではまだ終わりませんよ!
EC2のタイムゾーンをUTCからJSTに変更する手順②
/etc/sysconfig/clockを設定する!
これを設定しないとyum updateなどでglibcパッケージが更新されるとJSTからUTCにまた戻っちゃいますので要注意。
[code]
sudo vi /etc/sysconfig/clock
[/code]
clockファイルを下記のように記載する。
[code]
ZONE="Asia/Tokyo"
UTC=False
[/code]
これでEC2のタイムゾーン問題は解決です。
EC2を新規で立ち上げる時は必ず設定しておきたいですね。
誰かのお役に立てれば嬉しいかぎりです。